記録を残すところ

自分のために残す。でもそれが誰かのためになるかもしれない。

南條愛乃 Birthday Acoustic Live 2016 第2部

南條さんバースデーライブ第2部に参加してきました。
会場はEX THEATER ROPPONGI。
去年と同じ会場でいろいろ大丈夫か?と思ったものの2回公演でキャパは倍に。
去年外れたから今年もダメかなーと思ってたら幸運にも当たったので参加できました。

 入場は2階に上がってから屋内入ってすぐに顔認証が4口。そしてその場で発券。
それから1階に降りてプレゼントBOXを横目にドリンクコイン受取。
ここはワンドリンク代がSuicaで払えるんだけど、
今回はチケット代にワンドリンク代が含まれてるということでコイン受取のみで拍子抜けした。

さらに地下に降りてる時にチケット見たら4列って書いてあって舞い上がってたら、
同行してた知人にそれ2階ですよって言われて凹む。
そしてその友人はD列=真の4列目引いたというオチもセットで笑うしかなかったな!
ただ、2階は傾斜ついてて1階の客席がほとんど視界に入らない、非常に見晴らしがいい席だった。
前の列とも席が互い違いになってるし、新しい会場だと設計とかもいろいろ考えられてるなぁと。
双眼鏡忘れたので今日はもう純粋に音を堪能することに決める。
アコースティックライブというのもあって結果的には良かった。

今日は座って観れるので珍しく先にドリンク交換。
アルコールなかったので2年ぶりくらいにレッドブル飲んだ。

暗転後、バンドメンバーが入場してから中央のカーテンが左右に開いて開演。
開演時刻が1分早かったのはここだけの話。

01.黄昏のスタアライト
02.あなたの愛した世界

始まってすぐに音響がとてつもなく良いことに気づく。
あと2曲ともアレンジがピアノを前面に推し出した感じでそれがボーカルに美しく絡み合って、気づいたら涙が流れていた。
前から聴こえてくる音のみに浸かることができる贅沢な空間…。もう最初の2曲で満足してしまった。

黄昏のスタアライトは、座って聴く機会も珍しいのでじっくり聴き入ってた。この曲、南條さんの曲の中ではかなりアップテンポだし泣くような曲でもないんだけど、涙してしまったのはおそらく、周りの余計なものを削ぎ落として最後に残った演者の歌と演奏だけの空間に身を委ねることができたからかもしれない。
あなたの愛した世界は、去年この場で聴くことができなかった「ありがとう」を聴くことができて感無量。
ソロを初めてライブで観た時から、南條さんの気持ちを強く込める歌い方が大好きです。

03.君が笑む夕暮れ
04.7月25日
05.リトル・メモリー

君が笑む夕暮れは、東京レイヴンズを観たら感じ方が変わるかなと思いながら聴いてた。それだけグリザイアタイアップが強いからかもしれない。
7月25日は不意討ちかつ追い討ちで本日3度目の目から汁。ティッシュ足りなくなって焦ってた。
歌詞の本来の意味を自分が真の意味で共感することはできないけれど、胸を締め付けられる内容だから泣いてしまう。
解釈は人の数だけある。
リトル・メモリーはカタルモアの中でライブ初披露が最後だったけれど、以降は歌われる率が割と高くて嬉しい。曲中でハコが出てくるお遊び要素も○。
7月25日もだけど、昔を振り返る曲ってアコースティックという雰囲気にあってていい。

06.まだ言えないけど、○○○

カバー枠は1回目がPrintempsで2回目がBiBiだったから3回目の今回はlily whiteだな!って言ってたらまさかのりっぴーカバー。おしい。
曲はギリギリ知ってた。
最初のBDライブの時は持ち曲が少なかったからカバー曲を歌っていたんだけど今は曲が増えた、でもカバー歌う機会は残したい的なMCが曲前にあって、カバーの話はFCイベントの時にもちらっと触れてたなと(FCイベントて言ってたのはBDライブとFCイベントでカバーの方向性変えたいとかだったかな)。

07.Dear×Dear
08.Recording.

Dear×Dearを聴いていて、今日は日曜日というのを思い出す。
りっぴーカバーのあとにこの曲くるのが良い。
あとライブだとイメージ変わってて開放感が出てる。
Recording.は赤振ってる人少なかったからここで初めて自ペンライト点灯。
これもアレンジ面白かったなぁ。
去年のソロツアーの印象が強い曲。

09.優しくつもる言葉の花
10.ゼロイチキセキ

ネトゲの曲もうひとつあった、ということで優しくつもる言葉の花(こっちは裏テーマだけど)。
そして電子音が印象的なイントロから打って変わってアコースティック仕様のゼロイチキセキ
この2曲はもう幸せに溢れてた。多幸感↑↑
ゼロイチキセキは白とピンクのイメージだった気がするがピンク振ってる人はいなかった。

11.だいすき
12.believe in myself
13.飛ぶサカナ

だいすきは意外だった。Nのハコが出るから今日は東京 1/3650の曲やるにはいい機会だったのかなとも。ひょっとすると内容的に次の曲に繋がっているのかもしれない。
believe in myselfは今日聴きたかった曲その1。
立っていいと言われていたが前の人座ってたので自分もそのまま座って微動だにせず聴き入ってた。
でも最後に飛ぶサカナが来てしまったら立つしかないよね。
セットリストの最初も最後も務められる曲は貴重。

演者退場後、拍手から手拍子になって、手拍子が次第に早くなってまた拍手になって、一息ついてからの声出しアンコール、の流れが余韻感じられてよかった。

EN1.+1day

今日聴きたかった曲その2。
自分の日常があって、その日の気分によって聴きたい曲は変わっていくけれど、そのタイミングがライブに重なった瞬間、生きててよかったって気持ちで一杯になる。
そして今回は落ちサビ前のDメロが刺さった。
私たちが歩いているのはただの平坦な道ではなく長い坂道で、だからこそ振り返った時の眺めはいいのかもしれない。

曲が終わって、誕生日恒例のハッピーバースデー合唱。
客側にサプライズの用意があったけれど、りっぴー登場で逆サプライズだったね?
少し話してそのまま下がると思いきや、冗談交じりで歌う空気になってたらバンドの演奏が始まってそのまま歌へ。

EN2.まだ言えないけど、○○○ (飯田里穂コラボ)

1コーラス。歌詞に合わせてじゃれあうふたりが楽しそうでこちらも楽しかったです。
遠回りしたり、遠い2人が近づいたり、本当自由だな!!!
見方によってはアニクラで目にするような光景ともとれる、と思ってしまった自分を殴りたい。

りっぴーが退場して、アルバムNのハコの話。
新曲披露くるかと身構えたがアルバム発売までおあずけということでGJ。
あのアルバムは一部だけでなく全体通して聴いてほしいって判断かなと勝手に推測。
代わりに特典のカバー曲から歌うということで曲へ。

EN3.全力少年 (スキマスイッチカバー)

とりあえず知ってる曲でよかった。カバー曲は人によって温度差の違いが顕著に現れると思う。
ソロツアーではカバーコーナーあるかなぁ。ツアー5公演に対してカバー曲ちょうど5曲あるんだけど。

EN4.きみを探しに

ラストに来るのはこれかなと思ってて本編終了時点で濃厚になって、結果見事的中。
こういう予測が当たると、演者と自分の考えが重なった気がして嬉しい。そのレベルまで到達するのは難しいからなおさらね。

終演後は友人と合流して麺ジョルノで〆。
あっさりした柚子塩らーめんが美味しかった。

全体の感想。
南條さんの歌が格段に上手くなってて驚いた。歌声に感情乗ってるのが直に伝わってきて、歌詞の世界観にも引き込まれて、ものすごく満たされたライブだった。
ソロというのもあって、キャラソンfripSideでは出せない南條愛乃本人の想いが歌から強く感じることができた。
向こう側もこちら側もソロの積み重ねが増えてきていろんな面が見えるようになってきたのも大きいかな。
バンド演奏も安心と信頼のメンバーだったし、客層もほぼFC会員で占められていたからかかなりよかった。
ここまで何の不満もないライブはいつ以来だろう…。

Simple feelingsについて。
東京ドーム直後のライブだから時期的に歌うこともできたけれど、
今日は南條愛乃のバースデーライブだし、秋ツアーのベースとなるNのハコのテーマを考えると、やはり今日ではなく秋ツアーで歌うべき曲なんだと思う。

今日のライブは「きみを探しに」で終わり、直後に発売するNのハコは「きみからみたわたし」で始まる、なんてことを思いながら秋のツアーを楽しみにしてます。