記録を残すところ

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2019イベント振り返り

2019年のイベントを振り返ってみます。 主に水樹奈々さんとPileさんと大矢梨華子さんの話。

水樹奈々さん

1月にLIVE GRACE III、3月にナナラボ、5月に座長公演、そして7月から9月までLIVE EXPRESSツアーと、比較的短いスパンでライブがあった年でした。 自分はあまり参加してないけれど、他にもアニメやゲームのイベント、公開収録などコンスタントに拝見する機会があったのでは。

LIVE GRACE IIIは6年ぶりのフルオーケストラライブ。100人を超える壮大な演奏もさることながら、ダブアン2日間通しての水樹奈々vs室屋光一郎(Vn.)vs門脇大輔(Vn.)のタイマン三つ巴が印象的でした。GRACEのためにオーケストラアレンジされた楽曲たちは今回もすばらしいもので、ライブBDもよく観返してます。

ナナラボはいつものバンドメンバ一人ひとりと一対一で歌っていく斬新なライブ。2017年のツアーの企画コーナーだったこのタイマン形式でライブを構成してしまう水樹奈々恐るべし。聴く側としても、これまでで最も集中力を要したかもしれない。過去にオーケストラアレンジやアコースティックアレンジがされたことがなかったPOWER GATEは今思い出しても目頭が熱くなります。。。昼夜ともにアンコールラストのサーチライトでボロ泣きしたまま会場を後にしたところを即知り合いに捕捉されたのは笑った。

そして何と言っても夏のライブツアーLIVE EXPRESS 2019。ライブはセトリがすべてではないと常々思っているけれど、それでもセトリはやっぱり大事だなと思ったツアーでした。比較的前の曲が多めでかつ最近の曲たちも大好きな曲ばかりで、最初から最後までテンションあがりっぱなしの珍しいライブ。奈々さんクラスだととにかく曲数が多いので曲によって好き度の差が大きくなるのはある意味しかたないけれど、それがここまで揃ったのは驚きでした。

極めつけはツアー企画39 EXPRESS。30代ラストイヤーということで、30代になってLIVE ○○でまだ歌ってない曲を歌うというこの企画。FCイベントで歌った曲はあるものの、ほぼすべての曲が10年以上ぶりに歌われるというとんでもない企画でした。千秋楽は一番間が空いた曲をということで18年ぶりにセトリ入りした曲もあり…自分が死ぬまでに聴きたいと思っていた曲も聴けて、1年前の自分に言っても信じられないような出来事を今年味わうことができました。

個人的には本ツアー中にワンマン参戦数が100を超える節目もありました。

そもそもこんなに多くワンマンライブをやってくれる人なんて滅多にいないし、自分もこんなに通うことになるとは思わず。。。それだけ自分の中で核になっている存在であるので、今後も自分なりに追いかけていきたいと思います。

唯一の心残りは…中止になった幻のLIVE EXPRESS+香港公演。まさか国の事情が趣味にここまで影響してくるとは思わなかったし今でも信じたくないけれど、もしリベンジ公演が実現したらそれは絶対に素晴らしいライブになることを知っているので、いつか来るその日を待ちたいと思います。

Pileさん

昨年から続いていたPile Last Asia Tour & Japan Tourの千秋楽東京公演から今年は始まりました。久しぶりの生バンドということもあり、アルバムSHOWCASE曲やシングルBJが初めてフルバンド演奏。アンコールではまさかのLOVELESS WORLDも来て衝撃が走る場面も。終演後の有志による100人打ち上げもいろんな人と話せて楽しませてもらいました。

今年の大きな出来事としてはPile Circuit Tour 2019です。今まで東名阪+福岡だけだったのが、広島や北陸まで進出しました。そして毎回予想もつかないセットリスト。最初は2パターンで回すのかと思いきや、途中からそれが間違いだったと気づく。

いろんな場所に行けていろんな曲を聴けて、昨年のJapan Tourとはまた違った楽しさがありました。あと去年から他のファンの方々と交流するようになって、いろんな方々と打上でお話できたのもよかったです。話し相手になってくれた皆さんに感謝。 詳しい感想は過去記事にあるのでそちらを参照。

Pile Circuit Tour 2019 東京 (2019.4.14 渋谷ストリームホール)

Pile Circuit Tour 2019 前半振り返り (2019.4.14 - 4.30)

Pile Circuit Tour 2019 後半 新潟~石川~愛知 (2019.6.15 - 2019.6.16 - 2019.6.22)

他には8月16日付近にあったファン感謝祭Acoustic Liveがありました。アコースティックで歌うのって本当に歌唱力ある人がやると引き込まれ方が半端ないんですよね。カバー曲は知らない曲が多かったけれど、まるで自分の持ち歌であるかのように歌われていて鳥肌モノでした。あとすごくどうでもいいことだけど、Pileさんのアコースティックカバーで歌われたJ-POPの曲は世間的にかなり有名だったりするので、今現在の流行りの曲を仕入れることができて個人的にはとてもありがたいです。(今年は君はロックを聴かないとPretender、去年はLemonとさよならエレジー)

Circuit Tour終わってからはこれといった活動がほとんどないのが最近の気がかり。これまでは年末に必ず何かライブがあったのでぽっかり穴が空いた状態。アルバムもメジャーデビュー以降初めて出ない年となったので、インディーズへの移行はこういう形で影響してくるんだなと実感してるところ。そのことを別現場の知り合いに嘆いたら、まずは半年待とうと言われたので気長に待機することにします。

大矢梨華子さん

あまりTLで名前を出してないので聞き馴染みのない人がほどんどだと思いますが、自分が去年まで追っていて昨年9月に解散したアイドルグループ、ベイビーレイズJAPANのメンバーで、現在はソロシンガーとして活動している方です。 解散前のインタビューでは「アイドルだけど人間って感じを出したかった」と語っていた彼女ですが、今の歌はそれを前面に押し出したスタイル。ベビレにはセンター林愛夏さんという劇団四季仕込みの歌唱力お化けがいたので大矢さんはその陰に隠れがちでしたが、時折見せる鬼気迫った歌い方に自分は当時から魅了されていました。

去年の11月23日に解散後初めてソロで歌う場があり、そこで最後に披露されたオリジナル曲「響けプレリュード」。

ベビレ時代にお世話になった方から提供された1曲で、この曲とともに1年駆け抜けてきました。2019年になってからはライブも曲も少しずつ増えていき、作詞だけでなくなんと作曲も手掛けるようになって、セットリストにも幅が出てきました。アルバムは出しておらずシングルも現状Demo CDが2枚だけでライブに行かないと曲を聴けないのが厳しいところですが、対バンの機会も多くなったので聴ける場は十分用意されています。

2019年で個人的に印象的だったライブはいくつかあり、特に後半が濃かったです。

まずは大矢さん誕生日当日10月30日の定期ライブと、その前日10月29日の夜からのカウントダウンイベントカウントダウンイベントはファンからのサプライズがあったのですが、なんと1つだけじゃなく複数企画されていて、改めてファンの愛が強い現場だなと。そこから当日の定期ライブ。「響けプレリュード」が送られたのが1年前の10月30日だったと記憶してるのですが、1年後の誕生日にそれを定期ライブという場で多くのファンが見守る中で歌われたのが印象的でした。自分がこの日初めて生で聴いた「僕等は生きていく」という新曲は、今の大矢さんが歌うとメッセージ性が途轍もないレベルで初見から目頭が熱くなり。。。個人的には前日は自分の誕生日でもあり、当日の定期ライブはまさかの整理番号3番で観ることができ、幸せな2日間でした。

11月30日~12月1日の熊谷~宇都宮連戦も個人的には大きな出来事でした。自分はこの間に奈々さんが出るNHKのど自慢公録で日立(茨城県)にイベ回ししていて分刻みの行程だったんですが、無事全部遂行できてよかったです。この熊谷宇都宮は出演者がほぼ同じの対バン。大矢さんの歌はもちろんめちゃくちゃ良かったし、この日は他面子が割と自分に合った曲調だったので終始楽しむことができました。ここまでかっちり揃うことってなかなかないので本当楽しかった。。。

つい2日前に行われたGirl's UP!!!~2019年末スペシャル~DAY1は年内最後のライブでしたが、自分が入場した中盤くらいには会場の渋谷eggmanがすでに満員の大盛り上がり。大矢さんはトリの出番でしたが、他の演者さんたちに負けまいとステージもフロアも異常な熱量を生み出していました。自分もあんなに熱くなれたのは久しぶりで、2019年ラストに相応しいライブでした。

あとは12月20日~12月28日の期間に原宿のFUJIFILM WONDER PHOTO SHOPで開催された写真展。その期間中に行われたトークイベントで、本人の仕事に対する真摯な姿勢が垣間見えて、これからも応援していこうという思いが強くなりました。

そして、今まで対バンしかなかったのが、ついに来年はじめてのワンマンライブが決定! 2020年4月3日(金) 渋谷TSUTAYA O-WESTというチャレンジングな条件ですが、1stワンマンは一度きりなので、より多くの人が集まってくれればいいなと思っています。

平日ライブが多く、イベ被りもあるので自分は観れる機会は限られていますが、1つ1つを大事に来年も観ていきたいと思います。

総括

今年は奈々さんとPileさんでロングツアーが2本続きいろんな曲を聴けて、大矢さんもソロとして始動して、念願が叶った1年でした。その他は新しい現場はあまり開拓せずに以前から行ってるところに行ってたかな。去年ライブ行けなかったnaoさんとかLiSAに今年は行けたのはよかった。一方で去年まで通ってたところで機会に恵まれなかったり、そもそも現場自体なくなってしまったところもあったりで、1年単位で見ると結構変わった気もします。来年も自分のペースで参加できればと思います。

イベント参加統計(括弧内は前年比)

ワンマン 50 (-4)
フェス・対バン 19 (+7)
ミニライブ 28 (+11)
トーク 3 (-5)
合計 100 (+9)
(遠征16回(-5))