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1stミニアルバム「一恋一会」オンラインリリースツアー「あらためまして大矢梨華子です!」 大阪~名古屋~東京 (2020.8.27 - 2020.8.28 - 2020.8.30)

大矢梨華子さん初のミニアルバム「一恋一会」(読み:いちごいちえ)が8月5日に発売されました。 もともと6月24日発売予定だったのが新型コロナウイルスの影響で延期になっていたため、満を持してのリリースとなります。 このアルバムを引っさげて、オンライン配信+FC限定で現地観覧がある東名阪のリリースツアーが行われたので、その参加レポートを残しておきます。

大阪 (2020.8.27 Live House Pangea)

昼の遅い時間に新大阪着。着いたら難波に移動し、昨年のCODE OF ZEROさんのリリースツアー時に大矢さんが行った北極星へ。

店を出たら豪雨になっていたので地下を駆使してホテルにチェックイン。大阪は地下が発達してるので暑い日も悪天候でも楽でよい。 少し休んで会場へ。着く頃には雨は止んでました。

入場時に手指消毒と、大阪コロナ追跡システム登録の確認。 コロナ追跡システムはドリンク交換時にその場で登録させられて時間かかってしまったので、整列時に事前に周知してくれるとありがたい。 入場したら丸椅子が間隔開けて配置され、椅子の上には応援グッズのメガホンとうちわとステッカー。メガホンは野球観戦とかで使われるような叩いて音を出すタイプ。 あとは開場中に健康状態のチェックリストが回ってきたので記入と署名も。 椅子があるのでドリンク交換も先に行った。

ちょっと押して開演。制限事項として、立ち禁&発声禁止という今の様式での開催になります。

  • 前半:大矢と1stミニアルバム「一恋一会」視聴会
  • 後半:ライブ(BAND編成)

まずはアルバム「一恋一会」の5曲全部について順番にトーク。 今回のサポートメンバー(バックバンド)は、ギター金田康平さん、ベース梅津拓也さん、ドラム富田貴之さんの組み合わせ。アルバム制作チームでもあるので、4人で製作時のお話。

  • 1曲目「僕はまだ恋を知らない」 間奏のベースソロは梅津さんの持ち込み、という話は以前もどこかで聞いた記憶。 最後に入ってる掛け声はドラム富田さんで、実は別録りだったというのは意外だった。
  • 2曲目「僕はまだ大人になれない」 レコーディングのその場でアレンジを提案していって曲を作っていくというのはさすがプロだなと。作った時の心情が現れているというのも面白いエピソードでした。
  • 3曲目「コールドムーン」 原曲の弾き語りバラードとは打って変わってミドルテンポのバンド演奏向けに。メロディもちょこちょこ変わってます。 再編曲して別ver.作る話があったけれど、個人的にはその後のライブで原曲も別ver.も両方やってくれるなら歓迎です(大抵原曲が聴けなくなる)。どちらのアレンジがいいかは人によって好みが分かれるけれど、その曲の新たな表情見れるのは嬉しいので。
  • 4曲目「何億光年」 レコーディング時に大矢さんが号泣したという曲はこれだった。 アコギとドラムの音がイメージに合ってて良いですよね。
  • 5曲目「恋ってなんなんでしょね?」 金田さんと1週間で作った曲。 初披露の場には自分も立ち会いましたが、 翌月から始まる弾き語りひとり修行期間を見据えたら、当時の本人にとって難しい曲の初披露がファンだけの場だったのは良かったと思います。 あと余談ですが、代表曲の定義って何?という問いはたまに考えることがあって、「その人をよく表している」「ファン以外の人に紹介する時に挙げられる」あたりがポイントかなと思ってます。

トークが盛り上がって若干押しつつ前半終了。

ライブパートは大矢さん着替えて登場。

大阪公演セットリスト

01. 僕はまだ恋を知らない
02. 僕はまだ大人になれない
03. コールドムーン
04. 何億光年
05. 恋ってなんなんでしょね?
06. 1422
07. 僕等は生きていく
08. トワイライト
09. 今よりもっと
10. 響けプレリュード
encore
E1. 僕はまだ恋を知らない

最初5曲はアルバム収録順そのままでノンストップ。 制作話の後でライブで聴けるのは贅沢な時間でしたね。

「1422」は弾き語りでしか聴いたことなかったのでバンド演奏を聴くのは個人的に初。聴き馴染んだアコギ弾き語りの方が好きかなというのが第一印象だけど、何回か聴いてたら評価変わるかな。

「僕等は生きていく」バンド演奏で聴いたのは昨年12月以来。大矢さんの曲の中でも特に好きなのでこれは純粋に嬉しかった。

ギターを置き、長めのMC。真剣な眼差しで慎重に言葉を選びながら今回のツアーへの想いを述べてからの「トワイライト」。 この「トワイライト」、今回特に心を動かされた一曲で。 思い通りにならない現状、先が見えない苦しさの中でもがくように歌う中で、不意に少しだけ見せた笑み、その時の歌詞に合う表情…。 一般的にライブでの表現はどこまで意図していてどこから自然に現れたものかはわからないけれど、こちらからしたら見えてるものがすべてなのでそこで感じ取ったものもまた真実。 向こうが伝えたいと思ったことをこちらがどれだけ受け取れたかは正直自信ないが、少しでも取りこぼすまいと物凄く集中して食い入るように観た。 自分が大矢梨華子というシンガーを追い続けてる理由がこの辺りにあるのかなと感じた、とても印象的な一曲でした。

「今よりもっと」サビのフレーズの切れ目の歌い方が好きで妙にクセになる。ライブも終盤でここまで来ると鑑賞スタイルもわかってきて、メガホンの扱いにも慣れてきた。

最後は「響けプレリュード」で〆。「トワイライト」「今よりもっと」「響けプレリュード」というソロ曲第3段→第2段→第1段と遡っていく流れが良かったですね。

アンコールは配信のコメントで歌ってほしい曲をその場で募り、多いものから2曲選んで会場にいる人の投票で最終的に1曲決める方式。 「トワイライト」と「僕はまだ恋を知らない」の2択になり、結果「僕はまだ恋を知らない」に決定。 自分は「僕はまだ恋を知らない」に一票入れたんですが、本人初作詞作曲だから忖度したとかそういうのはなく(前週のオンラインイベントで似たような出来事があった)、本編の「トワイライト」があまりにも良かったので他の曲を聴きたくなったというのと、やっぱりアルバムツアーなのでアルバムの曲をもっと聴きたいと思っての選択でした。

終演後は現地の仕事終わりの友人と飲み。ライブ後で暑い日のビールが最高に美味しかった。終電まで飲んでホテルに帰還し、無事ツアー初日が終了。

名古屋 (2020.8.28 新栄RAD SEVEN)

大阪~名古屋の移動は交通費削減のためいつも近鉄鈍行を使うんですが、今回は安かったのと飯の時間を考慮してバスを選択。乗り換えなしで寝てたら着くのは楽ちん。時間も近鉄より1時間くらい早く着くので余裕ができた。

ライブまで時間があるので、大矢さんが路上ライブやCBCテレビ「メイプル超音楽」のロケで立ち寄った場所を訪れることに。味噌かつはキャベツに苦戦しつつも肉厚でうまかった。店内にサイン色紙が並んでたけど大矢さんのはなかった。あとはタワレコ名古屋パルコ店の公式twitterがよく大矢さんを告知していたのでメッセージか何かあるかなと思って行ってみたけれど空振り。しかし翌日に大矢さんが訪れていたようで。おしい。

CBCテレビの場所がわからず迷ってたら開場時間過ぎてて若干焦るも、会場着いたらまだ待機列があったので一安心。

名古屋も追跡システムにQRコードから登録して入場時に見せるタイプ。待機列の階段に貼ってあったのでスムーズに入場。今日は丸椅子の他に長椅子のベンチも少しありました。

  • 前半:大矢梨華子秘密の持ち込み企画
  • 後半:ライブ(BAND編成)

前半はゲストに高見奈央さん。 高見さんは大矢さんと同じく元ベビレのメンバーで、当時から今も続いているラジオ番組「大矢・高見のしゃべりスタ!」のパーソナリティでもあります。

そんな高見さんを迎えて行う企画は「クイズ!大矢梨華子」。 ソロになってからの大矢梨華子に関するクイズを高見さんが答えていくもの。曲名答える問題で、ステージに貼ってあるセトリを見てカンニングしまくってて吹いた。 「しゃべりスタ!」は今年で8年目に突入しましたが、今日のイベントはさながら公開録音のようなアットホームで楽しい時間となりました。

最後にアコギを準備して、「メイプル超音楽」の番組内で作った曲「桜舞う商店街」をライブ披露。 名古屋で是非歌いたかったということで、嬉しいサプライズでした。

トークパートセットリスト

01. 桜舞う商店街

後半はTシャツにブラウスを1枚羽織って大矢さん登場。

名古屋公演セットリスト

01. 今よりもっと
02. トワイライト
03. 僕はまだ大人になれない
04. 僕等は生きていく
05. 1422
06. 響けプレリュード
07. 恋ってなんなんでしょね?
08. 僕はまだ恋を知らない
09. コールドムーン
10. 何億光年
encore
E1. 響けプレリュード

前日の大阪は新アルバム「一恋一会」お披露目会という感じのセトリでしたが、この日はガラリと変わって緩急のあるセトリに。

「トワイライト」がCD音源ベースのイントロでやっと聴けて嬉しくなる。こう聴き慣れた入りが来ると身体が勝手に高まる。

「響けプレリュード」は歌い出しにスローテンポに落としたサビのフレーズが追加されてそこから一気に加速する新しいバージョン。中盤に来るのも珍しく、いいアクセントになってました。

高見さんが観ていたからか、「僕等は生きていく」「1422」「何億光年」をいつも以上に大切に歌ってるように感じられ、特に最後の「何億光年」は遠くにいる人に届けようとしている強い想いが伝わってきました。

アンコールは「響けプレリュード」と「トワイライト」の2択から「響けプレリュード」に決定。 アレンジver.じゃない方も聴きたかったので自分も「響けプレリュード」に一票。

大阪よりも早く終わったので帰りの新幹線は余裕で間に合った。 でも閉店時間になっててきしめん食べ損ねた。。。 名古屋はいつも帰りは夜行バス使ってたので当日中に帰れて新幹線早いなぁという思いで終了。

東京 (2020.8.30 下北沢近松)

名古屋から1日空いて千秋楽東京。 日中は某展示のハシゴをしてから下北沢入り。 「一恋一会」のジャケット撮影地を巡礼してました。 これは初回限定盤の方で運良く見つけられたけれど、通常盤の方は手がかり少なすぎて諦めたので知っている方いたらこっそり教えてください(懇願)

時間が余ったので付近を散歩。駅の東西南北をぐるりと一周。下北沢は駅周辺は賑やかだけど少し歩くと閑静な住宅街なんですね。

時間が近づいたので会場へ。出演者が大矢さんだけという近松の張り紙を初めて目にしてちょっと嬉しくなったり。

入場したらステージとフロアの間に巨大な透明のアクリル板の仕切りが。 でもスピーカー前は開放されていて、ライブ中もアクリル板はほとんど気になりませんでした。

  • 前半:ライブ(アコースティック編成)
  • 後半:ライブ(BAND編成)

前半(アコースティック編成)セットリスト

01. タイトルなし
02. 何億光年
03. Continue (木村カエラカバー)
04. 恋ってなんなんでしょね?
05. TARIRATTA
06. ツアーファイナル (新曲)

サポートは事務所スタッフのキーボードO田さん1。自分は楽器の音で一番好きなのがピアノなのでそれだけで嬉しかったです。

ライブで何度か披露しているまだタイトルがつけられていない曲(「タイトルなし」という曲ではない2)と、バンド編成の定番曲「TARIRATTA」がまさかのここで登場。

さらに新曲まで作ってきてくれていました。その名も「ツアーファイナル」。前日の23時くらいから作り始め、1時間で形にしたと聞いて脱帽。。。 そして前日に曲を渡されて伴奏つけてくる事務所スタッフO田さんなにもんだよ。。。

転換中は入口のドアが開いて換気。さらにアナウンスで立って応援するよう指示が。この気遣いが非常にありがたい。

後半(BAND編成)セットリスト

01. 響けプレリュード
02. 今よりもっと
03. 僕はまだ恋を知らない
04. 1422 
05. 僕等は生きていく
06. 僕はまだ大人になれない
07. コールドムーン
08. トワイライト
09. 何億光年
10. 恋ってなんなんでしょね?
encore
E1. トワイライト
E2. 響けプレリュード
E3. 響けプレリュード
w-encore
W1. 僕はまだ恋を知らない

開幕は予想通り「響けプレリュード」。 大阪名古屋の流れを見ると多分ここで来るなと思ってた。

そこから「今よりもっと」に続いて、大阪の逆パターンかなと思ったらここでMC。

しかしこの後ほぼ休みなしで怒涛の7曲連続。 あたかもライブ終盤のようなこの構成は今日がツアーファイナルということを想起させられる。 大阪と名古屋ではギターとドラムの音がでかすぎてアコギの音がかき消されてちょくちょく聴きたい音が聴き取れなかったのが、東京ではそんなことはなく楽しめた。

「1422」のバンドver.もすっかり聴き慣れてこちらももっと好きになったし、「僕等は生きていく」もこのツアーで繰り返し聴けて嬉しかった。

ようやくMCに来たと思ったら次が(本編)最後の曲で、本当に楽しい時間はあっという間。 最後に「恋ってなんなんでしょね?」を持ってくるのはちょっと意外だったんだけど、アルバムの最後に収録されているからかなと納得。 1番終わりのフレーズで楽器の音が止まり大矢さんの声だけが発せられていたのが印象的でした。

そしてアンコール。ここからがツアーファイナルを締め括るための重要な時間だった。

大阪名古屋と同様に、オンラインのコメントから2曲候補に挙げて、会場にいる人で1曲に決める方式。東京は「トワイライト」と「何億光年」の2択に。 自分はというと、大阪のMCを思い出して「トワイライト」を聴きたいとなんとなく思ってた。あのMCは普通のワンマンライブだったら最後の曲の前に伝えるような、そんな強い想いを感じたので、ラストにもう一度聴けたらなと。そしたら本人も「トワイライト」を歌いたいと言ってくれて、満場一致で決定。

最後の歌詞、

ねえ やるしかないよね 終われないよね
最後の言葉は 残しておこう
あなたと"勝利"の涙を流すまでは
トワイライト 再び あなたと笑う その日まで

ツアーのファイナルのアンコールって、やっぱり終わりを意識してしまう悲しさが付き物なんですよね。そこでこの歌詞、特に"再び"ってところが、ライブ開催が難しい現状で"次"を予感させてくれて思わず涙腺が・・・

同じ曲でも時間が経つと捉え方が増えたり変わったりすることはよくありますが、それが今回大きかったのがこの「トワイライト」でした。

曲が終わってこのまま終わるかと思いきや、そこはツアーファイナル、大矢さんはもう1曲持ってきてくれました。 これまで最も歌われてきた曲であり、数多くの大事な場面で最後を任されてきた1st Demoシングル「響けプレリュード」。 個人的に、これもアンコールで聴きたいと思っていた曲の1つで、それが叶った瞬間でもありました。

これで本当に終わりかと思いきや、曲終わりの楽器をかき鳴らすところからもう一度聴こえてきた「響けプレリュード」イントロのギター。 ここからは自分が観て感じたことなんですが、、、おそらくこの本日3回目の「響けプレリュード」は予定になかったんじゃないかと。少なくとも大矢さんは知らなかったように見えた。ギター金田さんが仕掛けた追加の1曲、これはつまりサポートメンバからのアンコールだったんだと思います。この時の大矢さんはもうめちゃくちゃ楽しそうで、自然とこちらも笑顔になっていました。3

2曲追加されたアンコールが終わり、演者の皆さんはステージから捌けた一方、客席にいる人々は誰も帰ろうとせず。 大矢さんは終わるのが寂しいと言ってましたが、それはファン側も同じなんですよね。大矢さんの歌をもっと聴きたい、もっと歌っていてほしい。アンコールを叫ぶ代わりに鳴り止まないメガホンの音から、ファンのそんな願いを感じました。 アンコールが届き、程なく皆さん再登場。 演者の誰もが想定していなかった、ファンが引き起こした真のアンコール。歌う曲をステージ上でその場で決めている姿に何だかうるっとしてました。 そして選ばれたのは、大矢さんが初めて作詞作曲した曲であり、アルバム「一恋一会」の1曲目でもある「僕はまだ恋を知らない」。 正直自分は今日のライブ前は、「一恋一会」のリリースツアーだから「一恋一会」の曲で終わるのもいいな、くらいにしか思ってなかったんですが、 このアルバム「一恋一会」から大矢梨華子の第2章がスタートする、とご本人が何度か仰っていたのを思い出して、 この3箇所のツアーを締めくくる最後の1曲としてもここからまた始まっていく意味付けもされて、これ以上ない選曲だったんじゃないでしょうか。

終わりに

本来であれば4月3日に、はじめてのワンマンライブが開催される予定でした。 それが延期となってしまい、失ったものは計り知れず筆舌に尽くし難いですが、それでも歌い続けてくれることを選んでくれました。 そして制限が厳しい今の状況下で観客を入れたライブを実現してくれて…正直こんなに早く生歌を聴けるようになるとは思っていなかったので感謝しかないです。 バンドを入れたライブも7か月半ぶりと久しぶりで、曲数も今までの対バンでは考えられない量で、本当に特別なライブでした。

あと個人的には、自分がベビレを追い始めてからツアーで全国回る機会がなくそのまま解散を迎えたのが心残りのひとつだったので、それを大矢さんソロという形で叶えられたのが密かに嬉しかったです。一度諦めたことが何年かして別の形で叶うことってあるんだなと…

しかし自分が行ったライブのアーカイブが翌日に全編観れるって革新的ですね。。。家帰ってからずっと観てました。手厚い福利厚生ありがたや…

最後に次のライブも発表されました。10月30日、下北沢空き地にて、本人の誕生日当日に主催フェス。また今年も直接お祝いできることを楽しみに、日々を過ごして行きたいと思います。


追記

その後のラジオで裏側が話されていたので注釈を追記。


  1. O田さんは名前が公開されて太田悠華さんという方でした。

  2. 本ツアーの後に「ヘタクソな心」という曲名がつけられました。

  3. 実際は3回目も大矢さんが仕掛けたとのこと。ただ、現場で観た時も配信のアーカイブ観た時も絶対金田さんが仕掛けたんだと思ったので、その場で自分が抱いた印象は忘れないでおきたい。観たものと真実は必ずしも一致しないという一例。