記録を残すところ

自分のために残す。でもそれが誰かのためになるかもしれない。

水樹奈々スマイルギャング 第1065次集会 書き起こし (2022.8.28 放送)

LIVE HOMEツアー感想回の書き起こし。 全文ではなくところどころ省略してます。

3年ぶりの夏の全国ツアー本当にお疲れ様でした! 緊張感ずっとあった。 毎日「よかった…平熱です」みたいな。 皆からも緊急LINEとか入ってないかとか、この公演も皆でいけるんだとか。 毎日ドキドキしてた。だからいつもとは違う緊張感だから、舞台のことだけに集中するだけじゃないことがいっぱいあって、もう終わって今いろいろ解き放たれて「うわーっ!」って感じ。 チーム一丸となって幕を開けられたというのは皆さんのおかげです。ありがとうございました。 すべて置いてみて一言で表すなら、「やったよー!!」。本当にシンプルに。幸せー!って。 ここまでツアー終えてホッとしたことって今までにないかもしれない。 今までももちろんやりきったっていう達成感とか幸せってあるけど、なんかこう違う気持ちが。 本当に心配で心配で毎日大変、もういろいろ考えることが多すぎて、ホッとしてます。

トータルコンセプト

今回のテーマは「ホーム」。ホームグラウンドが帰ってきた、ツアーが帰ってきたという意味と、 日本を一周してダイヤモンドを駆け巡ってホームベースを踏むようなイメージでつけたツアー。 今回ホームってところからステージセットをイメージした時に、長~い道を辿って自分のふるさとに帰ってくる、いろんなところを旅して帰ってくる、47都道府県制覇のツアーになるから本当にいろんな旅を経て戻ってくるっていうような、家路につくようなイメージ。 あとはここまでの道長かったじゃない。3年ぶりのツアーだから。この長かったな、でもこれからも未来に続いていくんだよっていう意味で「道」をど真ん中に置きたかったの。 これまでとこれからを繋ぐ道にしたくって、真ん中にクネクネした、花道も道路風に作って、長い道をひたすら走っていくイメージだと、やっぱ広大な土地のアメリカが浮かんで、アメリカ西部から南部にかけてのカントリーとかウエスタンとかサザンロックのイメージで舞台上を作って。 下手側がシティエリアでネオンとかあって華やかな雰囲気で、上手側がカントリーエリアっていう感じで赤土の山があったり自然を感じられるようなウッド調の雰囲気に作ったりとかして。 凝りに凝ってて怒られないギリギリでいろんなものをパロディしてました。 映画とか実在するお店とか地域の名前とかをネオン管で作って私をモチーフにしてるような。 DELIGHTER REVIVERを引っ提げてのツアーなのでREVIVERみたいな看板があったり。 NANA'S ROCK CAFEとか。ROUTE 66を模してROUTE 77になってたりとか。細かくいろいろ遊び心満載のセット。あのネオン管もいろいろな色に変化させられるようにしてたから華やか。だけどすごくクールにもできるし、イメージ通りの物を作ってもらえました。

選曲

いきなりアンコールみたいにしたかったの。New Sensationからスタート。 今まで代々ライブの1曲目はこれまでに行ったことのないもの。ずっと1曲目は違う選曲で来てる。 ニューセンってまだ1曲目にしたことなくて。 カントリーウエストの、ジャケット皆さん見ていただくとわかるんですけどシングルの、赤土のところで撮ってるでしょ。しかもあれグアムで撮ってるんですけど、アメリカだし。 「一度きりの人生楽しむべきだよね絶対」っていう歌詞がコロナ禍でずっと悶々としてた不安な心を解放するテーマとすごく合うなと思って。 あとはツアーから遠ざかってた日が長かったから、皆緊張感があるんじゃないかなと思って。ライブどうやって楽しんでたっけなとか、どういう雰囲気だったっけなと。 それを一瞬にして解き放つような、安心して「ここホームだった」って皆にリラックス、だからライブ定番曲にしたくて、そのあとパワゲだったりSUPER GENERATIONとかを持ってきて、皆の緊張がほぐれたところで新曲のコーナーにいこうかなって。そういう選曲になってました。 あとはよく知ってるスタッフの奈々オタの方が、始まりがアンコールだって思っちゃったからそこからが長くてすごい贅沢な気持ちになりましたと。 終わりの先の始まりのイメージで作った。 あの日から自分たちの時間は止まってたんだと。そこから解放して進んでいくんだよ、みたいなイメージもあったの。

演出

水樹奈々、初めての○○」というコーナーが、ツアーのお楽しみ企画コーナーがあって各会場ごとに違う曲を歌っていた。 18歳、19歳ぶりに歌うみたいな曲とかも多々あり、20歳のワンマンライブ以来だなみたいな曲とか。 各会場によって、ライブでも今まで聴いたことある曲もあれば、一度もキングレコードでデビューしてからは聴いたことないよって曲も入ってまして、すごくバラエティに富んだ展開でした。 美里が伺った回はおんなになあれ。曲を言った瞬間に、声出しちゃダメなんだけど思わず吐息が漏れてた人たちがいて、気持ちわかるで、って。私も好きだったので久しぶりに聴けてすごく嬉しかったです。 最終日はGirl's AgeっていうNOëL ~La neige~って私のデビュー作のあのゲームから派生して、タスクランチャー千紗都だよ!っていうデスクトップアクセサリの、そのソフトの特典についてた8cmシングルがあるんだけど、そこにしか収録されてない曲を歌ったの。生で歌ったのはゲームショウで1回だけ。10代の時ね。それを歌ったりとかね。 初めて作詞した曲とか、初めて人前で歌った曲とか、いろいろ歌いましたよ。何が来るかなみたいな。 最新曲もお届けしつつ、ホームって帰ってくるって意味だから、初心に戻るようなデビュー当初の曲たちを皆に届けるっていうのがコンセプトに合うんじゃないかなと思って。 初めてのダンス曲とか。初ツアーでね、1曲目に歌ってるthrough the nightだったりするから。 1周して2周目入るぞっていうところでお届けするのもいいなとか思ったり。 全部紐づけながら考えた選曲だったんです。

大型乗り物

アメ車!その名もNanallacです。キャデ○ックという、超有名な。あのカッコいい車。 あれ1回運転してみたくって。何回も車屋に行ったことある。 ちっちゃいからなかなかちょっと難しいんだよね。 あとAT限定だからなかなか難しかったりして、免許が。 箱乗り的なやつやってみたかったのよ!ついに憧れ叶っちゃったわ。 女の子たちで乗っていきたかった。 いつもだと後半戦で登場するんだけど1ブロック早く出てきて。 ちょうどその前のブロックでMARIA&JOKERという曲を歌ってた。 そこがダブルシャッフルっていう曲を歌ってからMARIA&JOKER。 あそこがラスベガスの雰囲気に持っていった。 ダブルシャッフルがカードゲームの出して出さないみたいな意味もあったから。 そこからアメリカ西部といったらやっぱりラスベガスじゃない? そこからのペルソナ5。私が出演させてもらってる作品でもあるから、主人公がジョーカーというので、そこからお宝を盗みに行くと。久しぶりのライブなので「あなたのハートをいただきます」という。心の怪盗団っていう本当に心を盗みに行くっていうお話なのでそことシンクロさせて。怪盗団に扮したチームヨーダのダンスの紹介、メンバ紹介にして、そこでチェリーボーイズも実はグルだった、みたいな雰囲気にするために、それぞれのソロとソロが重なる形に配置していて。BDになったら絶対観てほしい。そういう細かいところまでやってた。全員で演奏はしてるんだけど、それぞれのソロとソロがシンクロするっていう。最後はファイヤー(藤陵さん)が囮になっているうちに、ここで俺たちが引き付けている間にお前たちは逃げるんだ、みたいな雰囲気で 最後逃げていき。で、凱旋パレード。勝利の、盗み出したぜ、みたいな。Nanallacに乗って戻ってくるみたいな雰囲気。 ミュージカルっぽくてショーアップされてて、そういう部分もちょっと今回は趣向を変えて作ってみようかなと思って。 メンバ紹介と連動していくっていうのも今まであまりやったことなかったから面白いかなと思って。 GALAXYで1回やったんだけど、SUPER☆MANのくだりで。それ以来だったから、でもその前後の曲まで全部含めてっていうのは今までやったことなくて。 Reboot!でお宝を、自分たちのtreasuresを奪い返すとか、歌詞がちゃんとリンクしてたり。 そのあとGUILTYっていって罪深い感じで踊ってみたりだとか。 全部こうミュージカル仕立てじゃないですけどTHEATERっぽいっていうかそういう雰囲気をちょっと入れてみたり。

ブリッジムービー

問題作。アメリカンホームコメディを作りまして。 それをマルチアフレコ形式で全公演違うパターンでアフレコしてもらって。 美里にも最初の兵庫にお願いして。 「いつか奈々さんのライブに噛みたいって思ってた。少し出代があったらどっかでどっかでって願ってた気持ちが。なんと初めてですね。奈々さん毎回美里がって言ってくれますけど。」。 大砲で飛んでいくかとか無茶なこと言ってましたけど。 スマギャンのネタをね。オサバキーナとか。アフレコが美里が一番最初だったので、これ大丈夫ですかねと。どこまで伝わるかなぁとか。 しかも初見だとわかんないところもあったりするだろうから、どういう風にわかりやすく皆に伝えるかというところで何回も検証して。 1回録ったのを聴いて、こここうした方がいいかなとか。あんな2人で長時間アフレコすることもなかなかない。 茨城だと福山潤さん。埼玉は杉田智和くん。仙台は日髙のり子さん。最終日の名古屋愛知は堀内賢雄さんに。超大御所の。本当に皆さんすみません、いつも変なことやらせてしまって。 でも皆さんのおかげで素晴らしいホームコメディができました。 多分これは全部DVDに収録されると思います。

衣装

今回は4種類+アンコール。最初はウエスタンカウガール風の衣裳。 その後は不思議なピエロじゃないけど、一見レトロな可愛らしいワンピースなんだけど、後半戦にしたがって曲との対比で違和感があるように見えるような、ダブルシャッフルがクレイジーな世界に入っていくから、ちょっとピエロっぽく見えるというか。 最初クラシカルなHOLY TALEでしっとりとお嬢様風に可愛らしく見えるのに、段々あれちょっと怖い雰囲気も持ってるのかなという、そういう対比的な見せ方ができたらいいなと思って。 回るとパフォーマンスが広がって綺麗に見えるようなものになってて。 3番目のダンスの衣裳は、私がペルソナで演じてるキャラクターが赤がモチーフなキャラなので赤をどうしても入れたくて。 チアガールじゃないけどアメリカンスクールガールみたいな雰囲気にしてて。 最後の衣裳は47都道府県制覇するっていうライブだったんで、これまでのライブTを全部ドレスに切り貼りして。すごい凝ってるのでいつか衣裳展があったらじっくり見てもらいたい。細かいところまで。髪飾りもそうだし、Tシャツを切って作ってたり。腕の飾りも。上半身は今回のHOMEと茨城の限定Tのツートーンになってて、そこにまた歴代のTシャツのタグをつけてデザインをつけてたり。 袖もLIVE HOMEっていうオリジナルのペイントが入っててそれがフリルみたいになってたり。めちゃくちゃ凝ってるのよあれ。近くで見てほしい。 サステナブルファッションっていうようなイメージも込めて作った。 これまでの歩みを皆さんに見てもらうっていう意味でも。 本当に戦闘服というか。 「ちょっともったいないですね、もう1回どこかで着てほしい気持ちがなくもなくもない。」 いつかまたナナフェスとかったら過去のライブ衣裳着たいと思います。

松原さん見つけた。バッチリ、トロッコに乗って愛知のファイナルで、2日目ね。 パって見たら「指さして」ってうちわ持って。爆笑しちゃった。

足りなかったよ10公演はやっぱり。もっともっと皆さんと会いたかったですね。 2周目突入となりましたので、また来年こうやってツアーが開催されることを願っております。 皆さんこれからもよろしくお願いします!

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エンディング

第1065次集会「冬が待ち遠しい!」の巻 もう早く歌いたいよ!終わったばっかりだけど!